小学5年生に和菓子の授業

片岡です、

 

2月14日、全国和菓子組合から派遣され、

杉並区立大宮小学校にて、

 

5年生の5、6時間目の授業で、

和菓子についてのお話をさせていただきました。

 

学校に到着して体育館まで案内される途中、

一年生の教室の前を通りました。

 

休み時間らしく、

教室の中ではワイワイガヤガヤ、

廊下では数人の小さい生徒さんたちに

挨拶されました。

 

教室の中を覗くと小さな机に小さな椅子。

 

「1年2組」と書かれたクラスの札も

少し低い位置に付けられていて、

なんだか自分がガリバーになったような気がしました。

 

授業場所の体育館に到着し準備が整った後、

85名の5年生が入場してきました。

 

まず自己紹介し、

 

小豆、砂糖について、

あんこの作り方、

和菓子の種類や上生菓子についてなど、

 

プロジェクターを使って

お話しさせていただきました。

 

 

次に、あらかじめ色付けしてある練りきりを使って、

春告鳥、紅梅、水仙、雪うさぎ、千両、花椿の

実演をしました。

 

 

大人数で見るにはプロジェクターでは

見にくかったため、

 

途中から小グループ単位に分かれて

私の近くに来てもらい、

作っている手元を見てもらいました。

 

お菓子が完成するごとに

生徒さんたちから拍手や歓声が上がり、

喜んでくれているのが伝わってきました。

 

その後、和菓子の歴史についての話、

最後に質問を受けました。

 

「お菓子を作っていて一番嬉しいのはどんな時ですか?」

「今まで失敗したことはありますか?」

「どんな時がいちばん辛いですか?」など。

 

「今まで失敗したことはありますか?」の質問に対しては、

 

「もちろん、失敗したことはたくさんあります。

 失敗することで色々なことを学んでいくのだと思います。」

とお答えしました。

 

最初は照れもあったのか

発言も少なかった子供達が、

 

次第に興味を持ってくれて

たくさん質問してくれたのが、

意外でもあり嬉しくもありました。

 

また新しい出会いの場が与えられ、

よい勉強をさせていただき、感謝です。

大宮小学校の先生方、和菓子組合の方、そして生徒の皆さんたち、

ありがとうございました。

 

 

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